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✨【2学期の成長】「つまり○○でしょ?」とすぐ結論を出す子が伸びにくい理由

2026年09月10日 20:38

すぐ結論を出す子が伸びにくい

「つまり、こういうことやろ?」

「結局、○○すればいいんでしょ?」

子どもとの会話の中で、こんな言葉を聞くことはありませんか?

一見すると、要点をつかむ力があるようにも見えます。

しかし、何でもすぐに簡単な結論へまとめてしまうことには注意が必要です。

私はこれを、あえて「こっきり主義」と呼んでいます。

合理的なのではなく、途中を飛ばしていることがある

「結論を早く出す」

ことと、

「物事を理解している」

ことは同じではありません。

多くのことには、

順番があります。

成り立ちがあります。

そして、「なぜそうなるのか」という理由があります。

そこを理解しないまま、

「要するに○○でしょ?」

と結論だけを覚えてしまうと、少し条件が変わっただけで対応できなくなります。

カレー作りで考えてみましょう

カレーを作るときにも、いろいろな工程があります。

野菜を切る。

材料を炒める。

火加減を調整する。

材料を入れる順番を考える。

煮込む。

最後にルーを入れる。

それぞれには意味があります。

ところが、

「全部鍋に入れたらええんやろ?」

「野菜は切ればええんやろ?」

「最後にルー入れたらカレーになるやん」

と考えると、毎回同じようにうまく作れるとは限りません。

勉強も同じです。

答えだけ知っていても、その答えにたどり着くまでの道筋を理解していなければ、問題が少し変わったときに対応できません。

なぜ結論だけを追うと伸びにくいのか

結論だけを覚える学習には、大きな問題があります。

それは、

「今の自分ができる範囲」

でしか勝負できないことです。

今まで見た問題。

今まで覚えた答え。

今まで経験したパターン。

その中ではできるかもしれません。

しかし、新しい問題や、自分の弱点が出てきたときには対応できません。

なぜなら、自分の考え方のどこを修正すればいいのかわからないからです。

だからこそ、子どもには「答え」だけではなく、「そこにたどり着くまでの過程」を大切にしてほしいと思います。

今日からできる具体策①「なんでそう思ったん?」と理由を聞く

子どもが、

「つまり○○やろ?」

と言ったとき。

すぐに、

「そうそう、その通り」

「違うよ」

と答える前に、

「なんでそう思ったん?」

と聞いてみてください。

正解か不正解かよりも先に、子どもがどんな考え方をしたのかを知ることが大切です。

間違っていたとしても、考え方がわかれば修正できます。

しかし、答えしか見ていなければ、どこを直せばいいのかわかりません。

今日からできる具体策②「順番」を説明させる

次に、

「どう考えて、そこにたどり着いた?」

と聞いてみましょう。

答えを説明するのではありません。

考えた順番を説明させます。

「まずこれを見て、次にこう考えて、だからこうなった」

と言えるようになると、子ども自身も自分の考え方を整理できるようになります。

これは勉強だけでなく、文章を読む力や問題を解決する力にもつながります。

今日からできる具体策③「どうしてそう考えるのか?」工程と役割を考えさせる

さらに、

「どうしてその順番にした方がいいの?」

「その考え方はどうして必要なの?」

と聞いてみてください。

一つの答えしか知らない状態から、

「他の可能性はないかな?」

と考える習慣が生まれます。

考える力は、最初から複雑な問題を解くことで育つわけではありません。

一つのことについて、

もう一歩考える。

別の見方をしてみる。

こうした積み重ねで育っていきます。

「わかった」より「説明できる」を大切に

子どもが、

「わかった!」

と言ったとき。

ぜひ、

「じゃあ、なんでそうなるか説明してみて」

と聞いてみてください。

本当に理解できているなら、自分の言葉で説明できます。

逆に、説明できないなら、まだ途中です。

「わかった」で終わらせず、

「説明できる」

ところまで考える。

これが、答えを覚える勉強から、自分で考える勉強へ変わる大切な一歩です。

みらい創造塾では、答えを早く出すことだけを目標にしません。

子どもが、

「なぜそう考えたのか」

「どうすれば次はもっとよくできるのか」

を自分で考えられるようになることを大切にしています。

結論だけを追いかけるのではなく、

順番を理解する。

理由を考える。

そして、自分の考え方を修正できるようになる。

それが、本当の意味で「伸びる力」になると考えています。


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