✨プロローグ なぜ私は「自立学習」にこだわるのか
2026年07月11日 21:02
「私は20年間、教師として教壇に立ってきました。
でも、教えれば教えるほど、自分の授業に問いを持つようになりました。
『なぜ、同じ授業を受けているのに、こんなにも差が生まれるのだろう。』
その問いを追い続けた先に、私がたどり着いた答えが『自立学習』でした。」
私は約20年間、中学校・高校で英語を教えてきました。
授業を考えることが好きでした。
どうすれば分かりやすく伝わるだろう。
どうすれば英語が苦手な子にも「できた」と感じてもらえるだろう。
そんなことを考えながら、毎日教壇に立っていました。
それでも、ずっと心の中に引っかかっていたことがあります。
同じ授業を受けていても、大きく成長する子と、思うように伸びない子がいるという現実です。
当時の私は、「もっと教え方を工夫すれば変えられる」と考えていました。
授業の構成を見直し、教材を工夫し、生徒が参加しやすい授業を目指しました。
もちろん、それは大切なことです。
しかし、それだけでは越えられない壁がありました。
子どもが本当に伸びるのは、「教えてもらった瞬間」ではなく、「自分で考え、自分でできるようになった瞬間」だったのです。
この気づきが、私の教育に対する考え方を大きく変えました。
だから私は、自立学習にこだわっています。
ただし、自立学習とは、
一人で勉強することでも、
放置することでもありません。
子どもが自分で課題を見つけ、考え、挑戦し、学び続けられる力を育てることです。
このシリーズでは、20年間学校現場で子どもたちと向き合ってきた中で見えてきた「本当に子どもが伸びる学び」について、一つずつお話ししていきます。